2023年から建設業許可に関する申請でも電子申請システムを利用し、オンラインで手続ができるようになりました。
今回は実際にオンライン申請をお手伝いさせていただいて毎回実感しているメリットをお伝えします。
まず、建設業を営むお客様目線で、
1.委任状を紙の書類で記入するより、お客様のパソコンやスマートフォンなどの端末で行政書士が作成した内容を確認し、承諾をタップするだけで済むため、簡単
2.申請に添付が義務付けられた証明書は画像添付が認められ原本提出不要なため、例えば、登記事項証明書や納税証明書など原本をご自身のお手元に残すことができる
3.過去に電子申請システムで提出した申請書がデータで残るため、別の行政書士に依頼をしたい場合にも、データの引継ぎがしやすい
4.行政書士が建設事務所へ行く手間が省けるため、速やかに申請書を提出してもらえる可能性が高くなる
業務を受任する行政書士目線でも、
1.申請内容に入力不備があれば電子申請システムがエラー表示してくれるため、業務に不慣れな行政書士でも申請ミスが防ぎやすい
2.手数料の納付がインターネットバンキングで行えるため、現金で証紙を購入するより安全確実である
3.申請の状況がインターネット上で確認しやすい
少なくとも上記は毎回大きなメリットとして感じています。
デメリットとしては、GビズIDがお客様と行政書士双方に必要となりますので、まだお持ちでない場合、それを取得するのに少々手間がかかります。この作業は行政書士が代行することはできず、お客様ご自身で進めていただくことになります。
詳しくはこちら
このGビズIDは建設業許可申請以外の補助金申請や社会保険手続など、様々な行政サービスに順次拡大されていますので、取得しておいて損はありません。
建設業に関する申請で電子申請システムの使用が認められた手続を当事務所でお受けする場合は基本的には全てオンライン申請で対応させていただいております。
ご興味をお持ちいただけましたら、お気軽にご相談ください。